イギリス大学院留学中にインターンをしてみたいけど、コストが気になる...
インターンでいくら稼げるの?
こんな疑問に答えていきます。
本記事の内容- インターン中の学費
- 留学中の生活費
- インターン中に得られる収入

この記事の筆者は、イギリスで2つの修士号を取得しました。
私はイギリスの大学院で9カ月間のインターンをして修士号(MBA)を取得しました。
インターン期間中は、インターンで得た収入でロンドンでの生活費をまかなっていました。
今回は、イギリス大学院でのインターン期間中の生活費と収入について解説します。
この記事を読み終える頃には、イギリス留学中にかかる費用と現地での収入について具体的なイメージを持てるようになります。
これから留学する方のお役に立てたら... と思い、思い切って給与明細を公開します!
イギリス大学院の費用は高額

ご存じの方も多いと思いますが、イギリス大学院の費用は高額です。
学費は安くて200万円、高いと700万円以上する大学院もあります。
イギリス大学院の学費を調べる際は「International Fees(留学生の学費)」という項目を確認してください。 留学生の学費はイギリス人の学費の1.5〜3倍に設定されていることが多いです。
インターン期間中は学費が安くなる

イギリスには修士論文を書く代わりにインターンを行い、修士号を取得できるコースがあります。
インターンをしてイギリス大学院の修士号を取得するコースは、2年間のコースであることが多いです。
イギリス大学院の1年コースと2年コースの違いはこちらをお読みください
その理由は、2年目(インターン中)は学生が大学院で授業を受けないからです。
インターン期間中の大学の役割は、以下の3つです。
- ① 移民局に学生の出席状況を報告すること
- ② 学生がインターン先でトラブルに巻き込まれたときに対応すること
- ③ 最終課題の提出に向けて、学生を指導すること
このように、大学の役割が少ないので、学費も安くなっています。
例えば、Greenwich大学のMBAコースでは、1年目の学費が約300万円(18,500ポンド)かかるのに対して、2年目の学費は約65万円(4,000ポンド)となっています。
インターン期間中の生活費と収入
ここからは、経験者である筆者がインターン期間中にかかった生活費と稼いだ金額について解説していきます。
筆者はロンドンの大学院に通い、ロンドンで生活していました。インターン期間中は、ロンドンのシェアハウスから在宅で勤務していました。
(本記事では1£=160円で計算しています。※筆者が留学していた2022年の為替です)
インターン期間中の生活費

私のロンドンでの一カ月の生活費は、だいたい毎月1,000ポンド(16万円)ほどでした。
外出が多かったり、大きな買い物をした月は1,000ポンドを少し上回るときもありました。
一方で、出費が少なかった月は900ポンド以下だったときもありました。
よって、平均で毎月1,000ポンド(16万円)としています。
出費が少ない月の生活費の詳細は以下の通りです。
- 家賃: 600ポンド (96,000円)
- 食費: 150ポンド (24,000円)
- SIM: 16ポンド (2,560円)
- 自宅のネット:20ポンド (3,200円)
- 交際費や雑費:100~200ポンド(16,000 ~ 32,000円)
- ⇒ 合計:886~986ポンド(約14 ~ 16万円)
筆者の体験談
私はロンドンで生活していた割には、生活費を抑えることができました。 この理由は①家賃を安く抑えられた、②水道光熱費がかからなかった、③交通費がかからなかった、からです。 ① 家賃を安く抑えられた理由は、大家さんが知り合いだったからです。 約900ポンド(14万円)のお部屋に友達価格で住まわせてもらっていました。 ② シェアハウスに住んでいたので、水道光熱費は大家さん負担でした。 ③ 完全在宅勤務だったため、通勤時の交通費はかかりませんでした。 (イギリスの会社は、交通費を負担してくれません。)
ロンドンで生活するとなると、毎月1,000ポンド(16万円)くらいはかかってしまいます。
実際、イギリス政府は、ロンドンで生活する留学生は毎月1,334ポンド(21万円)の生活費を確保する必要があるとしています。
ロンドンで生活していても、家賃が安い部屋に住むと生活費を抑えられます。
私の友達は、ボーイフレンドと家賃が600ポンドの部屋に住み、半分ずつ(5万円ずつ)負担していました。
インターン期間中の収入

私がインターンをしていた2022年1月から10月までのお給料(手取り)は平均で2,050ポンド(33万円)でした。
税引前だと、お給料の平均は2,525ポンド(約40万円)です。
(税金で引かれた分は、タックスリターンでいくらか返ってくるかも...?です)→返ってきませんでした...
インターンは時給制だったので、勤務時間が長い月と短い月で手取り給与に500ポンド(8万円)程の差がありました。
筆者の体験談
私のインターン先の基本給は時給12ポンド(1900円)でした。 基本給に夜勤手当(※1)やホリデーペイ(※2)を加算して、最終の時給は13.22ポンド(2115円)でした。 ※1 勤務時間が16:30~01:00だったので、夜勤手当がつきました。 ※2 ホリデーペイとは、有給休暇を取らない代わりに時給に給与を上乗せしてもらう制度のことです。
以下で、給与が最も多かった月と少なかった月の給与明細(の一部)を公開しています。
給与明細の見方
- Earning = 税引き前の給料
- Deducations = 控除額
- Net pay = 純支給額
- Amount paid = 支給額
※以下では、給与明細のうち、金額が明記されている部分のみを表示しています。
給与が最も多かった月の給与明細(の一部)

給与が最も多かった月(勤務時間が最も長かった月)の手取り給与は約34万円でした。
700ポンド(11万円)も税金で引かれていて、つらいです...涙
給与が最も少なかった月の給与明細(の一部)

給与が最も少なかった月(勤務時間が最も少なかった月)の手取り給与は約25万円でした。
まとめ

今回は、イギリス大学院のインターン期間中の生活費と収入について解説してきました。
本記事でのポイントをまとめると以下です。
インターン期間中の費用- 学費:2年目に大幅に安くなる
- ロンドンでの生活費は月1,000ポンドほど(家賃次第で安くできる)
- 平均で月2,000ポンド(手取り約33万円)ほど稼げる
- インターン収入で生活費をまかなえる
イギリス大学院のインターンは、学費が安くなる上に、収入も得られるので、金銭的な不安を感じている方でも十分にやっていけます。
私自身、シェアハウスや在宅勤務という条件を活かして生活費を抑えながら、インターン収入で無理なく生活できました。
工夫次第で、誰でも同じように乗り越えられます。ぜひ安心してインターンに挑戦してみてください!